岡山のひだまり歯科ではワイヤー矯正を行っています。
ワイヤー矯正とは、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を取り付けて、ワイヤーを通して固定し、引っ張ることで歯並びを整える矯正方法です。
矯正治療の方法として最もよく行われる方法で、様々な症例に対応できるという特徴があります。

ワイヤー矯正では固定式の装置を使って歯を動かしますが、マウスピース矯正では取り外し式の透明なマウスピース型矯正装置を定期的に交換することで、歯を動かしていきます。
透明なので装置が目立たないというメリットがありますが、ワイヤー矯正でもクリアタイプのブラケットを使用することで目立たせなくすることが可能です。
マウスピース矯正で使用する装置は取り外し式なので、矯正治療前と同じようにブラッシングしたり、食事を美味しく味わったりすることができますが、歯並びの状態によっては適応とならないこともあります。
ワイヤー矯正は固定式の装置を使うため、矯正治療中、しっかりブラッシングしないとお口の中が不衛生になって虫歯リスクが高まりますが、幅広い歯並びに対応することが可能です。

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の比較

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ワイヤー矯正で生じる痛みとして、大きく2つあります。
1つは“歯が動き始めることで起こる痛み”で、もう1つは”装置が口腔内の粘膜や舌に当たることで起こる痛み“です。

歯が動き始めることで起こる痛み

ワイヤーにより歯に力を加えて動かしていくのですが、この時、歯を押しつけられた骨が溶けて痛みを感じる物質が分泌されます。
これが“歯が動き始めることで起こる痛み”の原因で、通常、装置を付けてから3～6時間程度で痛むようになり、2日程度でピークを迎えます。
その後、少しずつ痛みは治まっていき、1週間程度で慣れることができます。
ただし、痛みの感じ方には個人差があるので、どうしても痛みに耐えられない場合にはワイヤーを緩めて経過観察することもあります。

装置が口腔内の粘膜や舌に当たることで起こる痛み

歯の表面に取り付けた矯正装置が頬や唇の内側などの粘膜、また舌などに当たって傷つけたり、口内炎を作ったりして痛む場合があります。
口内炎は通常、1週間程度で自然に治ります。

基本的に矯正中であっても食事制限はありませんが、カレーなどの着色しやすいものを耐えるとワイヤーを固定するゴムに色が付く場合があり、歯が黄ばんで見えることがあります。
またコーヒーも同様に色が付きやすいので避けるようにしましょう。
そのほか、矯正装置の外れの原因となる場合があるので、煎餅やリンゴ、スルメイカなど硬いものは避けるようにしましょう。

ワイヤー矯正では固定式の装置を使用するので、装置の隙間に汚れが溜まりやすく、虫歯リスクを高める恐れがあります。
虫歯になって悪化すると一度装置を取り外して治療しなければいけない場合もあり、そうなると治療期間が長引いてしまいます。
それを避けるためにも、矯正中は今まで以上にしっかりとブラッシングして、虫歯を予防するようにしてください。

岡山市北区下中野のひだまり歯科では、矯正治療だけでなく一般歯科治療や予防・メインテナンスも行っておりますので、定期検診で矯正中のお口の健康状態をチェックいたします。